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| 約2mの野郎につけるような擬音ではない。 実際の返事はまだなので。 これはまだ、不定の未来。
しぬくろさんは無事にきんだ。(?)
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仮にこういうことになったとして。
みすじ叔父さんとは、特に一緒に住んだりするわけでもなく。 今まで通り、たまに泊りに来るだけ、位の距離感なのではなかろうか。
叔父さんは、生業的なものもあって、眠りの浅い人であろうし。 車中泊や、座り寝、みっつん宅でも寝袋で就寝したりと、ゆっくり眠る事というのが、余りない……ということは、今までの12年を振り見て、何となく察している。 だから、普段は、別々に。別の部屋に、寝床を用意して、朝も特に起こしに行ったりはしない。 そういう、『今まで通り』のことを、続けていそうな気はする。 でも、仮にもしも、『返事』の内容が、本人にとって『よいもの』だったとして。 それでも、変わらず、いつも通り別々に寝る支度をする様子に。 なんとなくで、叔父さんが問うたとして。 「夜中に便所とかで俺が起きたら物音で寝らんないだろ」 と、尤もな事を、言うには言うのだけど。
夜中に起きる理由は、『便所“とか”』という、その言葉通り。 『まだ言ってないこと』のいくつかのせいで。 眠れなかったり、起きてしまったりして。 ただでさえ、余り眠れないだろうに。 そのせいで、折角の眠りを妨げてしまうことを。 本当は、気にしていたりするのだろう。
それでも、ある日。 叔父さんがいつもの時間に起きてきたら。 いつもあるはずの朝飯と弁当が、見当たらなくて。 それどころか、起きた形跡が何もなくて。 最初は、寝坊か何かだろうと、「まぁそんな日もある」位に考えていたのが。 なんか、急に。今までの『勘』で。ぞっとするような心地を覚えて。 思わず見に行ったら、部屋の中で、蹲ってるのを見つけたりして。 「よなか、くすり、のみわすれちゃった」 「もう、のんだから、だいじょぶ」 だとか、くったりしながら、弱弱しく、無理に笑おうとするのを、見てしまって。
「次からは同じ部屋で寝る」
少し強めに意思表示したり、してほしい(妄想)。
それから、同じ部屋に寝るようになったとしても。 部屋を暗くすると眠れないわけで。 叔父さんが眠れるように、と暗くすると。 息ができなくなったり、するわけで。
どうにか眠れた日があっても。 怖い夢を視たり、することが時にはあって。
過呼吸で、結局、眠れなくなったり。 夢見の悪さに、飛び起きたり。 そんな些細な物音でも、やっぱり、叔父さんは起きてしまうだろうから。
気づかれないように。 気づかれないように…… 用を足しに行くふりをして、茶の間で落ち着くまで過ごしたり。 息を殺して、蹲って、じっと、もう一回眠れるまで。じっとじっと…… でも、叔父さんはそう云う“気配”にこそ、敏感だろうから。 直ぐに見つかったり、そういう時もあって。
それを誤魔化そうとして。 大丈夫、平気、直ぐ眠れる、というのだけど。 きっと、殆ど、うわごとで。
でも、叔父さんの髪を握ってると、少し落ち着くから。 それだけ、必死に掴んで。 自己暗示のように、大丈夫、大丈夫と唱えて。 そうしてるうちに、いつの間にか眠っていたりは、するのだろうけど。 流石に、そんなの何回も、放っておける訳もなくて。 黙って寄り添ったり、頭を撫でたり、背に手を添えたり。 そんな日が在ったりするのかも知れない。(妄想)
そういうことをしているうちに。 段々、段々、落ち着いて眠れるようになっていくといい。 髪を握って、朝まで、すやすや眠って。 うにうにころころ。 ご機嫌そうに、布団に転がってるといい。(妄想)
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