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| カメさんについての色々。
たぶん、時々やって来る宝舟と同じように、何処かの世界から流れて迷い込んできた。 ある日の“漁”で、よちよち彷徨ってたのを拾われる。
生まれてすぐに漂着してきたので、元の世界がどんなとこで、何処にあるとか、全然知らない。 迷い込んできたことは確かであるものの、親とはぐれたとかそういうわけでもない。 爬虫類の9割は卵うみっぱで子育てしないから、カメ型のこの謎生物もそれに倣って、孵化したあと一人で生きていく感じだったのだろう。 生まれてすぐ空を泳ぎ出して、直後に船に流れ着いて、程なく裂け目から琳彩楼のある世界に流れ着いて……というイメージ。
そもそも、世界を渡った事に気付かないまま拾われて、そのまま大きくなったので、カメさん主観では琳彩楼がおうちで、すむところで、ふるさとで、船乗りが保護者という認識。 ある程度大きくなってから、自分が渡りである事を知ったりはしただろうけど、「へー、そうだったんだー」くらいのもので、特に望郷の念とか帰郷願望とかもない感じ。
……ということにしておくことで、カメさんワールドを掘り下げる必要性を極限まで下げる。 本編舞台は琳彩楼のある世界であって、何処にあるかもわからん異界ではないから、このくらいのアバウト感でおいとく位がきっと丁度良い。
食べ物は、人の食べるものも食べはするけど、主食は雲とかでいいんじゃないかな。プランクトン的なイメージで。 空を飛ぶクラゲとかがいたら、そういうのも食うかも知れないが。
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