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| ダーウェンじっちゃにもらった大事なおてがみ。 たまにえびっこちゃんが勝手にバケツに持って行くので、ジップロックにいれてあるのだ。
ついったにも投げ込んだやつを移植。 そんなこんなの、手紙に纏わる想い。
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時々。設計やら作業の合間とか、めし(点滴)で暇してる間とかに、読み返したりする、大事な手紙。 本編のメッセージで貰った、最初で最後のおてがみ。
じっちゃ63歳。元気な人だし、80か90くらいまでは何処かで元気にやってそうだなぁ、と思う反面。 自分の方が先に世を去るかも知れないのが、そこはかとなく侘しく思う事があったりなんだり。 奥さんや息子たちを無くして、死に目にもあえなかったじっちゃ。 でも、生き延びた娘さんとこには、孫がいたと聴いた。 自分は直系を残さないつもりだけど、息子(次男)にこっそり、奇抜な『孫』の提案をしたのは、その事が多少意識にあったのかもしれないな、と飼い主は自己分析している。 他の息子たちが、自分が生きてる間に孫にあたる子を授かるかどうかは判らないけど。 三男から七男、『それぞれの』血筋がちゃんと続いていったらいいなぁ、とは思っている。
飼い主には父親の記憶がない。 義理のむすこが沢山出来て、立場上の親父になりはしたが。 おやじ、というものがどんな感じで、どういう風にするのが普通で、息子たちにとってよいことなのか。実はよく判らない。 文献を読めば、『良い父』の像は、知識としては得られるかも知れないが。 じっちゃは家族の前ではどんな人だったんだろう。 とか、いろんなことを考えてみたりなんだり。
都度都度に、手紙を見て、そんなことを考えては。 もう会えないだろうけど、それでも何処かには居て、いつまでも元気な姿を想像したりして。 じいさま程は無理だとしても。 せめて、できるだけは、長く生きないとなぁ、とか。 思ったりするのだ。
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えびっこちゃん。 普段は、勝手に手紙バケツに持って帰って、回収しに来た飼い主の手挟みまくるのに。 晩年、飼い主がちょっと駄目になって来たら、むしろ飼い主の枕元にある手紙を死守するようになるんだ……
飼い主、没年が現状のまま、15年後だと、実年齢での享年はたぶん42。 公文書の類には、+10歳ほど鯖を読んで登録しているので、ライセンスから年齢照合すると享年52と表示されることになる。
ちなみに、かもねぎさん曰く、じっちゃの享年は70過ぎらしい。 実時間経過上は、ぎりぎり先立たずに済みそうだ。
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