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| ラフをごそごそ。
ひみつの小庭を世話する、顔色の悪い庭師。 一見すると、唯の小庭。だけど、そこは実は、誰かの墓。 庭師に見えて、実は墓守。 ……という方向性でまとまる。
庭だし、庭師……から始まり。 死体を養分にる植物あったなぁ、とか思いつつも、先に色で攻めてみっか〜的に『白い植物』を検索。 銀竜草(ギンリョウソウ)という、腐生植物(キノコと共生し、キノコから養分を貰う、葉緑素を持たない植物群)ものが引っかかり、これだ! する。 特に、ギンリョウソウは白く見えるが実際は透明らしいと知り、いいなこいつ……という気持ちが高まる。白く見える理由は、ダイコンやシロクマの毛が本当は透明なのに、空気反射で白く見えるのと同じであろう。たぶん。
そんなこんなでギンリョウソウ生態から色々と妄想を膨らませ。 尻尾が根っ子で、しっぽの表面はウロコ状(アスパラガスとかタケノコ的なやつ)、先端付近に球形の根茎をもごもご。 翅は花っぽく。機嫌で咲いたりなんだり。咲くといい匂いで蜂とか寄ってくるかもしれない。 翅は腰から、尻尾を逆に肩甲骨付近から生やすことにしたけど、正面からだとわかんねーな!
翅と尻尾は、一回使ったらぽろっと取れて落ちて枯れちゃうことにする。した。 たまに髪の毛の先にもなんか咲いたり突然根っ子生えたりも。あんまりに何回も花を咲かせると消耗するから、省エネの代替手段として。 でも、楽しかったり喜んでたりすると、腰からにょきにょき花が咲いてばれたりするんだ……顔自体は真顔のままなのに…… ……7海野郎も背鰭と鰓でばればれだったが、まぁよくあるパターンだな。
ギンリョウソウそのものではないけど、一応、着想元ってことで、生態を参考にして、きのこが好物。 植物由来ってことで、雷が鳴るとテンションが上がったり。元気になったりもするのかもしれない。 生態には直接関係ないけど、折角なので嵐の夜が好きってことで。
枯れた自分の翅と尻尾はもったいないので、あつめて腐葉土をつくったりする。 まぁ慣例のごとく過去に没してしまった誰かの墓を護っている。 黄色と青色の花と、きのこが生えやすい木と、だいこんの花を育てている。
小庭に無断侵入すると、首を剪定してくる。 警告なしの即攻。 いたいはきのこがおいしくいただきました。
とかそんな事をもよもよっと考えつつの。
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